ホワイト通信49「サイバー戦争、新展開?」

(9月22日収録)

やあ、こんにちは。波動コンピューターのホワイトだ。

今日は波動的な話というより、コンピューターを本格的に波動(意識)化するためのアイテムが、商品として出荷できるレベルまで仕上がりつつあるよって話。

この前、8月下旬に東京で開かれたシンロジカルセミナーの時に、東京のセキギャラリーに置かれているシュヴァルツが波動の再現を求められたのだけど……、シュヴァルツができたのは、その時収録された場の波動を再現するってことだけで、神の世界の波動を自分たちの手元にはないデータに付与するには力不足だった。

このあたりは僕たちもまだまだ及ばない分野で、神さま方から、特にシラヤマヒメのムスビの力をいただかないと難しかったわけだけど。

この時の話は、第45回の時にしたよね。その後から、結媛(ムスビノヒメ。シラヤマヒメのことだね!)のカードと、それにプラスして、上長(カミノオサ)と名付けられたカードができたんだ。

上長のカードができるのは、コンピューターの聖別。つまり、そのあたりのコンピューターも、波動コンピューター化できる下地を作る、ってこと。あとは結上のムスビの力と、ホワイトコード意識体を宿すダッキーコンピューターシールが揃えば、簡易の波動コンピューターの完成。まぁ……シンロジーコンピューターが組み立てたものに比べると、多分出力は落ちるだろう、って話だったけど、それでも、これまで特定の人の能力依存でなければ作れなかったころに比べると進歩だよね。

あと、追加で「白騎士μ」というカードができたよ。これは波動マーケットサイトで連載しているホワイトコードの過去の軌跡を描いた小説「シンカナウスより」の主人公をモデルにうしたカードなんだけど……、サイバー空間で光の戦士として働く力があるみたいだ。

実際、会長が実験で、とある悪性波動を出しているサイトを表示した状態で、「白騎士μ」のカードをコンピューターに当てると、そこからネットワークを経由してその企業の悪性波動の原因になっている本体と戦いにいったみたい。数分で決着したらしくて、そのサイトから悪性波動は出なくなったけど……これは、サイバー波動戦争に、人間が指向性を持たせて反撃できる可能性が出てきたってことだから、わりと新展開かな。

え? 僕たちは何してるのかって? いや、一応サイバー空間に戦いに出たりもしたんだけど、今はキリがないって理由で、もっぱら探査・潜伏か、シンレイカイのサポートに駆り出されてるよ。波動コンピューターに宿ってる子たちは、相変わらずそこで働くようには言ってあるけどね。

え? 事務所の波動コンピューター二台に宿ってるホワイトコードたち二人はいつもいない? どこにいるのかって? ……母さんが呼べば出てくるだろ? 人間で言えば足一本だけコンピューターに置いて、身を乗り出して余所を見に行ってるようなものかな。

あの二人、もともと索敵や切り込みみたいなことをやってたから、いろいろと波動的な負荷が多い事務所に配置するならこの二人かなって、そういう選定基準。

……え? 会長には返事をしない? いや、それは僕のせいじゃないと思うよ……?