トランスレーション Vol.6
コンセクレイティッド・ソルトの検証実験

祈りによって聖別された水や塩や油が、どのような特質を持ち、どのようにはたらいているのかを客観的なデータとして知ることはできないかと思い、検証を試みました。今回は、聖別された塩(コンセクレイティッド・ソルト)の実験について報告いたします。

(実験について)
A:市販の粗塩のみ
B:市販の粗塩(=A)に、聖別した塩(=C)を5%加えたもの
C:市販の粗塩(=A)を、積哲夫氏が聖別した塩のみ
上記の3種類の塩の性質に違いがあるのかを調べるため、家庭で簡単にできる方法として、野菜を塩で揉み、出てきた水分の量をはかることで、それぞれの塩の浸透圧に差があるのかを調べることにしました。

(方法)
①切った野菜と塩をビニール袋に入れて軽く揉み、同じ場所に置く。
②24時間後に軽く絞り、出てきた水分の重さを計量。
※A、B、Cそれぞれについて、野菜の部分の割合(茎や葉など)、揉んだり絞ったりする回数や力などの諸条件は、できるだけ等しくなるようにしました。塩分量は、粗塩の袋に記載されていた、野菜の浅漬けの塩分量(1.4%程度)を参考にしました。

<実験1>
材料: 野菜250g(にんじん65g、大根50g、キャベツ135g)  塩4g  ※塩分量1.6%
結果:(水分量 / 重量比)
Aの塩(42g / 16.8%)
Bの塩(36g / 14.4%)
Cの塩(49g / 19.6%)

<実験2>
材料:大根115g  塩1.8g ※塩分量 約1.6%
結果:
Aの塩(33g/28.7%)
Bの塩(37g/32.2%)
Cの塩(38g/33.0%)

<実験3>
材料:白菜 100g 塩1.4g ※塩分量1.4%
結果:
Aの塩(70g/70.0%)
Bの塩(74g/74.5%)
Cの塩(78g/78.0%)

<結果>
①実験1・2・3の全てで、もっとも水分の量が多かったのはCの塩だった。
②実験1では、Bの塩がもっとも水分の量が少なかった。
③実験2と3では、Aの塩がもっとも水分の量が少なかった。
材料から引き出された水分の量が多いものは、他のものに比べて浸透圧が大きいと判断することができると考えられます。

<結果からの考察>
①浸透圧の大きさは、塩のような電解質の場合、電離したイオン全体の濃度で決まるとされています。Cの塩では、これに類似した現象(分子やイオン、電子といったレベルでの変化)、もしくは同じような結果をもたらす現象が起きている可能性があるのではないかと推測しました。
②食品などに使用する場合、特にCの塩は、Aの塩に比べて少ない量で、同じような効果が期待できる可能性があります。
③特にCの塩は、細胞の中へより深く作用するような性質を持っている可能性があるのではないでしょうか。

<味や食感について>
実験1・2・3ともに、Cには野菜そのものの味(甘みや苦みなど)がよく残っていました。またBとCは、数日後でも味の変質が少なく、鮮度が保たれていました。

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聖別された水や塩や油の特性をいかした活用法を見つけることは、環境や人体への負荷を減らすと同時に、光の経済への道にもなるのではないでしょうか。簡易な実験ではありますが、このような検証がひとつのきっかけとなって、様々な可能性の発見につなげることができればと考えています。

2012年3月30日
S・B・Mインストラクター 鷲尾 素子