ライト療法

カトリック教会には、『病者の塗油の秘蹟』があり、病人の癒しのために聖なるオイルを塗り、祈るという儀式が行なわれてきました。 2009年、ブラジルのある教会から、ブラジル人の信者の方が、その教会で使われていた聖なるオイル(オリーブオイル)を持って、定められた人に手渡すために、神示により日本にやってきました。 そのオイルが精神学協会に届けられて解析され、物質であるオイルに、祈りとしての光が宿り、塗油されることで人が癒されるということが、初めてわかりました。 それが、現在、S・B・M(シンロジカル・ボディ・メソッド)を学んだインストラクターがつくることのできる聖なるオイル<consecrated oil>の原型です。 聖なるオイルがつくれるようになるのと同時進行で、意識と身体が密接に影響しあっていることに気がついた鍼灸師の相良祐市氏により、『ライト療法』の理論が発見されます。 脳の状態は皮膚に現れるという関係性を元に、皮膚の特定の部位に定められた順番に<consecrated oil>を塗油していくことで、皮膚側から脳に正しい情報を送り、意識と身体を整えていくことを可能にしたのです。

Vol.7 交感神経の緊張の緩和

 西洋医学的見解によると、一般的な症状は交感神経優位の興奮から、アレルギーなどの特殊な症状は副交感神経優位の興奮から起こるとされています。
 西洋医学では、ぜん息などの症状に対して交感神経を興奮させる薬を処方するようです。しかし、私の診たところ副交感神経優位の症状とされているぜん息の患者さんの交感神経の状態は沈静していたわけではなく、むしろ興奮していました。
 副交感神経が優位になっている病症とは、交感神経が働いていないというより、握り締めたこぶしが見た目上は動いていないように見えると同じように、交感神経が興奮しすぎて働けなくなっているというのが実状のようです。
 実際、私が鍼灸師として患者さんを診てきた期間、交感神経が興奮していない所見の例は一つもありませんでした。
 ということは、症状に関わらず、治療は『交感神経の興奮を抑えること』が重要ということになります。
 <その7>では、イラストの部位にオイルを塗ると、交感神経の興奮を抑えることができます。

 交感神経と副交感神経は、基本的に方向性が異なる働きをする神経ですが、これらの神経の支配が曖昧な臓器があります。
 代表的なものは『胃』です。胃はストレスを感じても(交感神経優位)、リラックスしても(副交感神経優位)、どちらの場合でも『胃液を分泌する』という性質を持つのです。ですから一度胃潰瘍などで、胃壁が荒らされた状況になると、なかなか元の状態に回復できません。交感神経が優位でも、副交感神経が優位でも、どちらの状態であっても胃液で胃壁を荒らすからです。
 <その2>の治療で説明した感覚麻痺のような機構もそうですが、身体には、自分で自分を混乱させるような機構があるということが上記の「胃」の例でわかります。
 <その7>でオイルを塗る部位は、交感神経の興奮の継続を促すようなコリができてしまう場所です。このコリが取れれば、自分で自分を混乱させる仕組みを抑えることができます。とくに頚(くび)の部分は消化器に関連しますから、治療することにより、食欲異常や肥満などを抑えることができます。
 消化器系の異常につながる現在だけでなく過去も含めた神経の興奮があらわれる部位ともいえます。ストレスが溜まってくると太るという仕組みは、たしかに身体にサインされているのです。

◎ハリポン先生のライト療法 もっと知りたい!⑦

 <その7>は、消化器系に関する自律神経の処置です。
 ここでいう主な消化器系というのは胃・小腸・大腸です。結果としてすい臓もからむのですが、基本的にはその3臓器です。
 上記の消化器は、基本的に自律神経の副交感神経のほうに優位的に支配されています。意識がリラックスしなければうまく働かない内臓です。人間はストレスが多いと意識ではわかっていてもある種の緊張を意識や身体に残してしまいます。
 そして消化器系が上手く働かないと<その7>で示した部分の緊張が極端に悪化します。消化器系の働きというのは、自律神経でいう副交感神経優位で行われるはずですが、逆に交感神経優位の状態になると、<その7>のイラストの部位に反応があらわれます。その影響を受けて、消化器に穴を開けたりする現象が起こると、交感神経の緊張状態が持続するということにもなります。
 結論をいえば、胃を大事にできてリラックスできれば健康な人になれるのです。
 副交感神経はリラックスの神経です。病的な症状をもつ人というのは、交感神経が優位になっています。常に緊張していて、イライラしています。
 胃が丈夫な人というのはおおらかな人が多いはずです。逆に神経質な人は胃が弱い人が多いというのは、胃に過去の緊張の痕のようなものが残っているために交感神経が優位になってしまっている結果です。
 この状態と、<その2>に書いた感覚の鈍さがつながると、胃の痛みは感じないけれども、実は胃が壊れているということになります。
 ストレス太りというのはこのように起こります。感覚が麻痺したことから、胃が丈夫だと勘違いして、過食になるのです。そして、そのことにストレスを感じた身体は、さらに脂肪細胞を増やすように働きます。
 その辺の仕組みが、この<その7>にあらわれています。
 同時に、このセットは食道の緊張を和らげます。胸の真ん中を通っている食道が、閉じられなくなると、いくらでもご飯が食べられます。これは胃で出すはずの満腹のサインが、食道でキャンセルされてしまう為です。食道が開きっぱなしになる事により、同時に頸も緊張するのですが、緊張しているという情報は意識へは上がりません。
 <その2>が関係しているからです。悪いことは〝ない〟ことになってしまうのです。いくらでも食べられるという現象が起きるのですが、元気だから食べられるのではありません。病的な過食です。それを病的には感じさせない回路が作られたということです。
 改めて<その2>の重要性をご理解いただけたでしょうか?さらに<その2>に関係してくるのが<その8>です。次に説明するセットです。

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※オイルの塗布箇所についての解説は、以下の PDF データをダウンロードして下さい。

「ライト療法オイル塗布表」(PDF)