ライト療法

カトリック教会には、『病者の塗油の秘蹟』があり、病人の癒しのために聖なるオイルを塗り、祈るという儀式が行なわれてきました。 2009年、ブラジルのある教会から、ブラジル人の信者の方が、その教会で使われていた聖なるオイル(オリーブオイル)を持って、定められた人に手渡すために、神示により日本にやってきました。 そのオイルが精神学協会に届けられて解析され、物質であるオイルに、祈りとしての光が宿り、塗油されることで人が癒されるということが、初めてわかりました。 それが、現在、S・B・M(シンロジカル・ボディ・メソッド)を学んだインストラクターがつくることのできる聖なるオイル<consecrated oil>の原型です。 聖なるオイルがつくれるようになるのと同時進行で、意識と身体が密接に影響しあっていることに気がついた鍼灸師の相良祐市氏により、『ライト療法』の理論が発見されます。 脳の状態は皮膚に現れるという関係性を元に、皮膚の特定の部位に定められた順番に<consecrated oil>を塗油していくことで、皮膚側から脳に正しい情報を送り、意識と身体を整えていくことを可能にしたのです。

Vol.1 肝臓と横隔膜

 人体でもっとも多くの働きをする器官のひとつに『肝臓』があります。位置は、腹部の右上で、横隔膜の下になります。
 肝臓は沈黙の臓器といわれていますが、それは、肝臓が再生能力・代償能力に優れ、ダメージを受けても残った正常細胞が余分に働き、機能を維持するからだと考えられているからです。
 確かに肝臓は頑丈な臓器なのですが、実はその理由については肝臓自体の性質とは別のところにあります。
 肝臓は、他の臓器にストレスを移すことができるのです。
ここでいうストレスとは肝臓に負荷が生じた場合に発生する熱であり、その熱が高すぎれば肝臓は炎症を起こしてしまいますが、炎症を起こす前に他の臓器にかなりの割合の熱を移すことができます。
 その肝臓が移した熱を、他の内臓は脳からの命令と勘違いする性質があります。
 肝臓の熱を受けた内臓は病的な活性化をします。
 例えば、その熱が大腸に移れば下痢、それが慢性化すると便秘になり、小腸に移れば十二指腸潰瘍、胃に移れば食欲異常、胃潰瘍、肌あれになり、胆のうに移れば胆のう炎や食欲異常(お酒を飲むと油物がおいしく感じるのはこのためです)、膀胱に移れば膀胱炎や尿切れが悪くなり、肺に移れば呼吸器の過敏性が増し、つまり人によっては花粉症を起こします。このほか、腎に移れば腎結石、副腎に移れば炎症が止まりにくくなるなどの症状がでます。
 このことから分かるのは肝臓が丈夫というよりも、肝臓自体にストレスが向かわないような機構が身体にあるということです。
 しかし、蓄積された身体の疲労は、最終的に肝機能の衰えとして胸椎6・7番の高さの筋緊張となって現れます。
 これは肝臓のコントロールをする神経が、背骨のこの高さから出てくるためです。
 一方で、肝臓が行ってくれている重要な仕事のひとつに『栄養素の代謝』があるので、肝臓の具合の悪さは、全身の具合の悪さにも直結するのです。
 これが身体の疲労が最終的に、胸椎6・7番の高さの筋緊張となる理由です。
 そして、その高さの胸椎にある神経は『横隔膜』の操作にも関係します。
 横隔膜はその構造上肝臓にくっついているため、働きは肝臓に影響を与えやすく、同時に影響を受けやすいともいえます。

 また肝臓へのストレスは、肝臓のストレスを肩代わりしてくれた臓器が過剰に活動することによって解消されていきます。典型的なものに大腸の下痢があり、病的な活性化をすることにより移ってきた熱を、大腸が「使って消す」わけです。
 ところが、横隔膜に移ってきた肝臓のストレスに対しては、横隔膜は消すことができないという性質があります。
 理由は、横隔膜には他の臓器のように「無駄な熱を使って消す」機構がないからです。ですから、一度生じてしまった胸椎6・7番の高さの筋緊張は回復しないということになります 。
 いちばん最初に、イラストの部分にコンセクレイティッド・オイルを塗ることにより、横隔膜への回復機能を付与することができます。これにより全身的な免疫力の改善がのぞめます。

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◎ハリポン先生のライト療法 もっと知りたい!①

 ライト療法の重要なところは、誰がやっても同じ効果があるということです。ですから、ライト療法専用オイル《SEKI consecrated oil》があり、オイルを塗る部位がわかる教科書さえあったら、誰でも同じ効果を得ることができます。
 これは人類史上、初めての知識です。
 東洋医学の経絡のシステムをはるかに超えたものだと思います。
 概念的にいうと、人の身体の皮膚というものは脳の状態を表す地図です。ですから、その部位部位に脳の内部の情報はすべてあらわれるはずです。西暦2000年から、人間の経絡の形がずいぶんと変わって、身体の情報系も変わってきた事実もあります。これは新しいタイプの人間の体内の情報系が生まれてきたことを示しています。それに対応して、ライト療法専用のコンセクレイティッド・オイルが誕生しました。
身体の部位には、情動、例えば怒り、悲しみ、妬みなどに対応して病的に変化してしまう性質と、加齢や疲労や外傷などによって病的に変化してしまう性質があります。
 この2種類の性質の表れの結果が「病的な症状」といえます。
 そういう状態は、ある意味身体にとって異常な何かに対応した結果ともいえるので、仕方なしともいえなくもないのですが、問題は脳にある身体情報がその病的な状態を基準に再設定されてしまうことなのです。
 そうなると例え病気や怪我が治っていても、以前はキープできていた健康状態がキープできなくなります。
 それが一般的には「身体が弱くなった」状態であり、ライト療法的には「身体が健全性を失った」状態なのです。
 身体の設定情報は皮膚に表れます。 つまり脳の状態は皮膚に表れる=皮膚は第2の脳ということです。
 コンセクレイティッド・オイルを病的に変化した皮膚に塗ることで脳の身体設定情報を健全な向きに書き換えます。
 つまり、これがライト療法です。

 また、ライト療法は<その1>から<その25>まで25セットですが、同じセット内なら、複数オイルを塗る場所があったとしても、どのような順番で塗ってもかまいません。単セットでない場合は、前のセットが塗り終わらないうちに、次のセット分のオイルを塗らないことです。通しで、<その1>から<その25>まで行う時は、セット順に塗っていく方が、大きな効果がでます。もちろん、一度通しで行なったら身体の意識が目覚めるので、次回からは単セットでも効果は期待できます。
 またライト療法に期待できることは、問題のある部位を安全に治療できることです。言い方を変えるのなら、治療をしなければならない不健全さの度合いが10だったとして、それらを一息に切り取ってしまうような治療方法ではなく、身体の健全さという部分にアプローチして自律的に、1回につき2、3ずつ減らしていく方法です。
患者さんの体力に合わせて治っていくので安全なのです。

 頭痛が起こったときには気分も悪くなります。
 これを皆さんは医学的に通常の状態だと思うかもしれませんが、身体の苦痛と感情というのは、本来は別物のはずです。気分が悪いというのは、身体的ではなく心理的な問題なはずです。
 身体の調子が悪い時には、腹を立てていない人と、腹を立てている人の二種類が存在します。そう考えると身体の調子と心の調子は、基本的には分けられても不思議はありません。連動してしまっている人は、心が体調に振り回されやすい、ということになります。
 さて、内臓は身体の真ん中に位置しますが、内臓の働きというのは基本的に食べて出すという出力、どちらかというと捨ててしまう働きの方がメインです。それより上の身体の部分では、基本的に入力が主な作業になります。勉強するという行為は入力作業が主ですし、口から物を食べることも入れる作業です。
 つまり、上のほうは基本的には入力で、下は出力なのです。入力と出力の真ん中にある『横隔膜』が緊張してしまうと、そのコネクションが強くなってしまい、お互いに影響を受けるようになります。
 先の例でいえば、頭痛などが起きると機嫌が悪いというのは、本来でしたら理性があれば二つに分けられる身体と心の問題をひとつにしてしまい、その感情がまた別の病気を生むという悪循環に入るので、横隔膜の緊張の緩和はそういう意味合いで重要ということになります。
 これまで私は鍼灸師として、治療で横隔膜周辺の緊張をとれないかと苦心してきました。身体の反応点は、基本的には押して痛い場所を治療すればそれなりの変化が見えて、それなりの治療結果につながるというのが他の部分なのですが、横隔膜ではそういった反応が見られず、治療しても治らないという結果しか出ませんでした。
 ところが今回、この治療用の特別なオイルを使うことで、具体的な変化が現れるようになりました。つまり、いままで治療できなかった部分が、いよいよ治療できるようになったのです。これは治療者の立場としては快挙です。ですから、いちばん最初の<その1>に横隔膜の治療がでてくるのです。
 今まで治療できなかった部分が治療できるということは、人間にとって無限大の可能性を得たことになります。
 横隔膜の上部に直接このコンセクレイティッド・オイルを塗ることは、体力そのものが底上げされることなのです。
 身体の不調と心理的なストレスのコネクションがはがされることで、身体の痛みが心のストレスを生み、心のストレスがまた別な身体の不調を生むという悪循環を断ち切ることができ、精神的にも肉体的にも治療的にもかなりのアドバンテージがあります。

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※オイルの塗布箇所についての解説は、以下の PDF データをダウンロードして下さい。

「ライト療法オイル塗布表」(PDF)